ＣＭねっと代表の竹崎大祐です。

前のブログ記事でもさらっと触れてましたが、先月「中小企業診断士」の登録をいたしました。

SNSでは嬉しさのあまり(笑)、いち早くアップする事になりましたが、改めて、お取引先様、家族、従業員、友人経営者、先輩診断士の方々…と、応援下さった皆様に、心から感謝申し上げます。

今日はその事について、取得の動機や今後の仕事に対する想いなども含めて紹介していきます。

 

「中小企業診断士」とは？

まず「中小企業診断士」とは何か？について。

はじめて聞く方もいらっしゃると思います。

簡単に説明すると、経営コンサルタントに関する唯一の国家資格。

試験内容も、経営戦略や人事、マーケティング、財務・会計、法務、製造管理、IT、経済政策…など、経営に関する事を幅広く対応するという感じです。

 

実際に「中小企業診断士」の方が従事する業務も、個人差が大きく、

独立された方では、中小企業の経営診断・助言から、企業と専門機関のパイプ役、補助金等の中小企業施策の活用支援など。

お勤めの方では、自社内の経営企画参加、取引先の分析や支援など。

その他、上記に挙げたような分野での専門コンサルタントやセミナー活動など、多岐にわたります。

 

「中小企業診断士」取得の動機

はじめて興味を持ったのは7～8年くらい前、試験に取り組んだ期間はコロナ禍のここ2～3年でした。

創業時からホームページ制作事業をメインに活動してきていますが、その時からこだわっているのが「お客様のビジネスに貢献する」ということ。

そして、私たちはホームページを作成する事を目的とせず、あくまで経営課題を解決する為のツールであると考えてきました。

が、より成果の出せるものを、よりお客様の課題解決を図るものを…、と業務を突き詰めていくと、自分達が扱うツールの技術や知識等の熟練度はもちろん、お客様の取り扱うサービスや業界の知識、会社の特徴などを多面的に捉える事も重要になってきます。

 

実際ホームページをつくる目的は、「会社やサービスの認知度を高めたい」「売上or利益をアップさせたい」「採用活動を強化したい」「顧客ロイヤルティを高めたい」…など、お客様の経営課題によって様々です。

先程述べた通り、ホームページは単なるツール（道具）の一つでしかなく、当然ですがホームページやその他広告物を作成するだけで、これらの目的が根本から達成されるという事はありません。

物が売れてもオペレーションや利益率が悪いと意味がありませんし、求人の応募が増えても雇用環境が改善されなければ一時的にしか効果は出ません。

 

時には、お客様の経営状況や組織体制を踏まえた上で、広報戦略を練ったり、商品開発やブランディング、経営助言まで、踏み込む必要性も出てきます。

より良い仕事をする為に、いわゆる経営コンサルティング的な業務が付随する場合もある…という訳ですが、そういった業務が年々増加するうちに、これは大きな責任が伴う事だと最近強く感じるようになっていました。

また、一般的にコンサル業務は、これといった資格や免許は必要なく、「中小企業診断士」についても、これがないと業務に不都合が生じるものではありませんが、自身の仕事に対して、お客様に対して、もっと責任ある形で取り組みたいと考えた結果、資格取得も取り組みの一つとして捉え、このコロナ禍を利用する形で？、チャレンジしました。

 

今後の仕事への想い

近年ホームページ制作をするツールは世の中にあふれ、専門的な知識はなくとも誰でも簡単にホームページを作れる時代になっています。

 

単純に見た目の良いホームページを作るだけであれば、大して難しくはありませんが、「売れる」or「結果が出る」ホームページとなるとそうはいきません。

星の数ほどあるホームページの中で、まずはターゲットに効率良く自社を見つけてもらう事。そして自社を選んでいただく事。

その中で、見た目の重要性はごく一部の要素でしかないからです。

 

結果を出す為には、一般的なマーケティング知識をはじめ、ウェブ独自の幅広いマーケティング知識や戦略が必須である事、そしてそれらを実行・再現する専門的な技術やノウハウなども必要となってきます。

そうした背景の中で、私たちは結果が求められるリニューアル案件を中心に、ウェブマーケティングのノウハウを駆使しながらホームページ制作・開発に特化してきました。

その「結果が出るホームページ制作」に特化した強みを活かしながらも、今後は「中小企業診断士」としての事業領域も絡めつつ、強化していきたいと思います。

個人的には、中小企業診断士である前に、いち会社経営者であり、いちクリエイターである訳ですが、そういったバックグラウンドも活かしながら、お客様の経営課題にさらに深く向き合い、共に解決を図れるような、より一歩先へと踏み込んだ質の高い制作業務を追求してまいります。