コロナ禍のリモートワークどうだった?~web制作会社の場合~
こんにちは!我が家には「んー!」「わー!」としか鳴かない白ねこがいます。webエンジニアの竹崎明日香です。
この子は、20年間一緒にいた先代ねこが老衰で亡くなった約半年後に、うちの自宅の駐車場で行き倒れていた子です。
交通事故にあったらしく、骨盤骨折と内臓ダメージで2,3日後にはコロっと逝くかもしれない状態から、大手術を経て、1年ちょい経った今ではこっちが引くくらい元気になりました。「手術が成功しても、ちゃんと歩けないかもしれない」とかお医者さんに言われていたんですけど、骨盤にプレートが入っているとは思えないくらい走り回っています。
さて、昨日、CMねっとがある宮崎県延岡市では、過去最多の440人超の新型コロナウィルスの感染が確認されました。
第7波、なかなか落ち着かないですね。。。
この数年で、生活様式も働き方も否応なく変わったなーと思います。
会社としては、web制作という仕事の性質上、オンラインの打合せが増えたくらいで、仕事のやり方に大きな変化はありませんが、生活面では数年前と比べると間違いなく変わっています。
CMねっとでは第7波が来る前、スタッフが濃厚接触者になり、出勤できないという状況になりました。当時は濃厚接触者は17日間の自宅待機期間だったので、急遽リモートワークに切り替えて勤務してもらうことに。
1~2日程度のリモート勤務の経験はあったものの、長期では会社として初めての体験でした。
実際やってみて、いろいろと勉強になりましたので振り返ってみたいと思います。
業務への影響
結論から言うと、業務自体にはほとんど影響がありませんでした。
リモート勤務をするスタッフには会社のPCを持ち帰ってもらい、社内とほぼ同じ環境で業務できたこと、ファイル管理がすべてクラウド上だったことで、場所の影響を受けることなく、すんなりスライドできたようです。
影響が少なかった要因には、web制作という、わりかしリモートワークに向いている業種であるというのもありますが、リモートになったスタッフがwebエンジニアだったというのも大きいです。これがマネジメント層やディレクターだったらまた別の話になるだろうなというのはありますね。
クライアントとのコミュニケーションについても、ほとんどがオンラインでのやりとりなので問題はなかったですが、これも、プロジェクトのフェーズ(対面での打合せが密な段階など)によっては影響を受けただろうと予想されます。
リモートでの業務の進捗に関しては、CMねっとでは毎日の朝礼で今日の個々人の予定、終礼でその日の進捗を共有するのですが、これと同じことをオンラインでやってもらうことで、出勤しているスタッフと同じように把握することができていました。
社内への影響
では、社内への影響はどうだったかというと、これが意外と大きかったところでした。
まずは社内コミュニケーションの面ですね。
オンラインでのやりとりに加えて、必要に応じて電話したり、オンラインミーティングを挟んだりと、工夫しながらやっていたのですが、社内にいれば一言口頭で伝えれば済むところにひと手間かかるので、ここはデメリットに感じました。
そして、なんせ少人数の小さな会社なので、一人いないとめちゃくちゃ寂しい!たった一人で社内の雰囲気が全然違うんだなーと改めて感じた経験でした。
復帰する数日前からみんな楽しみすぎてソワソワしてましたw
リモートワークをしているスタッフへの影響
本人が復帰してからの1on1の時に、リモート勤務中のことを聞いてみました。
通勤準備、通勤にかかる時間が無いのでラク!
リモートワークのメリットって、これが一番なのかもしれません。
通勤に手間のかかる都会だともっとこの恩恵はあるんでしょうね。
業務に没頭できる
社内にいると、来客の対応や、電話応対などのこまごましたところで作業を中断せざるを得なかったりします。
また、タイミング関係なく上司やほかのスタッフに話しかけられることも当然あります。
リモートワークではそれがほとんどなく、心置きなく業務に没頭できるので、メリットと言えますね。
不安や寂しさを感じることが多かった
オンラインで社内のチームに確認依頼をしてもすぐにレスポンスがあるわけではなく、反応がないまま別のスタッフ同士のやりとりだけが流れていく。
普段の社内では当たり前の流れでも、リモートスタッフからは現在の社内の様子も分からないので、「反応ないな。。。」「もしかして気付いてない??」という寂しさや不安を多く感じたようです。
これは言われて初めてはっとしたところでした。
社内にいれば「あれ送ってます!確認お願いします」「了解です!これが一段落したら、午前中にはフィードバックするね」などの一言が自然にやりとりできて、いろんなことをスムーズにしていたんだな、と改めて気づきました。
リモートワークの側面として、社員同士がコミュニケーションに気を配らないと、チームの一体感が感じられないどころか、孤立感を覚えてしまう面もあるのかもしれません。
まとめ
初めて経験した長めのリモートワーク。
私個人としては、やはりコミュニケーション面での影響を大きく感じました。特に、リモートスタッフのモチベーションや体調など、言葉だけでは微妙なニュアンスを掴み切れないのはもどかしかったです。
今回は必要に迫られて導入したものでしたが、業務面では特に困ることはなかったので、もし将来、完全リモートで働かなくてはならない状況になったとしても、十分対応していけるだろうという手ごたえは感じました。
手ごたえは感じたものの、CMねっとでは多分、時代が完全リモートでの働き方がメインになっても、積極的には導入しないだろうなあ、と思います。
時代遅れかもしれないけれど、私たちは対面でお客様の顏を見てコミュニケーションを取ることを大切にしてきたし、チームに対してもそれは同じ。これから先、どんなに時代が変わったとしても、その想いは変わらずに大切にし続けたい。
そんなことを思ったりしたリモート期間体験記でした!
株式会社CMねっと
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